総合職

工業薬品部 工業薬品2課

2019年入社 商学部卒 H.K

製造業に欠かせない
化学品のニーズを
徹底したリサーチをもとに
洗い出す

私が主に扱っているのは、苛性ソーダや硫酸、塩酸などです。化学品としては昔からある定番商品ですが、それだけに用途も広く日々何十トンという規模の大きな取引をしています。商品に関する基礎的な知識は必要ですが、重要なのは商品を提案する対象となるお客様がどこにいるかという市場調査です。新たな技術革新など、常に業界の情報をリサーチする必要があります。苛性ソーダ一つ取っても用途が幅広く、上下水道や工場の排水処理にも利用されているので、さまざまな領域のお客様が対象になります。幅広い産業分野に欠かせない商品を扱う工業薬品部が他の部門と違うのは、商社への販売がメインだということです。また、官公庁や民間を含めて入札案件が多いことも工業薬品部の大きな特徴といえます。

築いてきた実績と
信頼の厚さが
トラブル対応でも大きな力に

お客様が求めているのはコストだけではありません。ニーズとして多いのが、製品の安定供給です。もし製品の供給が滞れば生産が止まってしまい、お客様の事業が大きな影響を受けるでしょう。それを防ぐために、必要に応じて海外からの調達や代替品をご提案しています。先日、あるメーカーの工場でトラブルが起きて、原料が足りなくなってしまいました。その製品を購入しているお客様の生産ラインを止めてはいけません。私が数多くの仕入先に交渉して商品を納品した結果、事なきを得ることができました。仕入先との長期にわたる取引の実績があるからこそ、無理なお願いも快く聞いてもらえます。トラブルがあった時のサポートを提供できることも、長い歴史のなかで信頼をもとにブランドを築いてきた小西安ならではの大きな強みだと思います。

アットホームな
雰囲気を生むのは
壁がなく風通しのいい
組織の風土

小西安の看板は大きな力ですが、お客様や競合他社から「さすが小西安だ」と思われるような提案をしなければというプレッシャーもあります。いまは担当している商品が少し偏っているので、もっと引き出しを増やすために、積極的に新しい領域へ関わっていきたいと考えています。いま手がけているフッ素製品の拡販では、海外メーカーが6割のシェア占めるなか、国内メーカーの力を束ねて挑戦する予定です。そうした挑戦を可能にするのは、みんなで情報を共有して課題を乗り越えようという小西安の社風だと思います。営業一人ひとりが競い合うだけでなく、何かトラブルがあった時には協力して面で対応できるため、安心して働けます。風通しのいい組織には壁がありません。メンバーは家族というアットホームな雰囲気は、残すべき当社の大切な資産です。

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